結婚相手の『家計の使い込み』で慰謝料を請求できるのか

離婚関係

こんにちは、関西でシングルマザーやってます、うめここです。

私は結婚10年目で離婚し、2歳・5歳の息子達を連れてシングルマザーとして再出発しました。

離婚する時、避けて通れないのが『財産分与』そして、『慰謝料』も場合によっては多くの夫婦が話し合うことかもしれません。

さて、その『慰謝料』について、家計の使い込みを原因として請求できるかですが、先に結論を言うと

請求することは難しい です。

何故?被害者なのに!と思われた方、わかります。私も同じ気持ちでした。

でも実際に専門家から説明を受けると難しいと言われる理由がよく分かりました。

以下、我が家の体験談とともにその理由を解説します。

慰謝料請求について弁護士相談へ行った結果と解説

我が家の離婚理由となった家計使い込み

うちの離婚原因は平たく言うと『元夫の家計の使い込み』です。しかも知らない間に借金(消費者金融)もありました。

当時、家計は【一定額を共有口座に入れて生活費として使う】方法を取っていて、口座の入出金は双方が出来る状態でした。(大きなお金を動かすことは私(妻)がしてました

今思えばこれが間違いでした…

給料日を過ぎても入金されない生活費、知らない間に減っている口座談高…

そういった事が複数回(数年に渡り)あり、子供の将来を守るためにも元夫との生活に見切りを付けました。

最終的に吐き出させたものを全て合計すると、使い込み金額は約600万円ほどです。

これは定額&低額のサラリーマン家庭にとってはとても大きな損失です。(マジで許せん)

そもそもそんな事をする人を結婚相手に選んでしまったこと、そして相手の使い込みを止められなかったことは私にも責任があるのは重々承知しています。

でも使い込みの理由は「義妹の医療費補填のため」「会社資金の一時的な立替」等と言われたこともあり、私としては騙された!という気持ちもありました。(実際は大半をギャンブル的な投資に使われていた)

幸い、私にも収入があったため、いよいよダメだと思った時の離婚への気持ちの切り替えは早かったです。

そして、離婚するなら少しでも有利な条件が良い。取り戻せるなら使われたものを取り戻したい!

という気持ちがあり、専門家の話をきくため弁護士相談に行きました。

弁護士相談の際に言われた事

私が離婚するとき複数人の弁護士さんに相談し、話を伺った結論でいうと

家計の使い込みで慰謝料は請求できないでした。

何故か。

そもそも慰謝料とは<相手の不法行為による精神的苦痛に対する損害賠償>

家計の使い込み不法行為に当たらない、とされることがほとんどだそうです。

さらに家計は夫婦共有の財産であるため、使い込んだ家計が個人的な浪費によるものだと証明することも必要なんだそう…

仮に慰謝料が請求できる可能性があるとするなら

・不倫(不貞行為)をしていて、その不倫相手と会うための費用としていた証明できる 等

不法行為が明らかで、使い込みの原因が生活と無関係の個人使用であることを証明できるケースのみ可能性があるという事。

元夫は残念ながら不倫などの不貞行為はしておらず、このケースには当てはまりませんでした。

元夫のように、<不貞行為などは無く、単純な浪費でお金を使い込まれた場合>、慰謝料が発生するほどの事ではないとされる事がほとんどだそうです。

慰謝料を請求しても無駄だと言われた

さらにとある弁護士さんに言われたことが

経済力がある人であれば戦うことも意味はあるけど、請求したところで払えるとは思えない

ということでした。

「払え!(慰謝料請求)」と言っても、払えるだけのポテンシャル(収入)無いよね

って事です。

元夫の収入はせいぜい4~500万程度

弁護士さんに「桁が一つ違うなら取れるもの取りましょう!となるけど、この人相手だと戦うだけ無駄ですよ。」と諭されました。

これはもう、『仰る通りでございます』状態でした。

さらに借金もあった元夫、万一自己破産した場合どうなるかも教えてもらうと

慰謝料請求後に、請求相手(元夫)が自己破産をしたら慰謝料(債務)は無くなる(免責となる)

のだそうです。

これはもう慰謝料については考えるだけ無駄だなと思い、違う方法を取ることにしました。

最終的にどうしたか

最終的に私がとった作戦は

養育費をしっかり取り決め、公正証書として残す。

でした。

養育費は慰謝料と違い債務ではないため、万が一自己破産しても支払い免除となるこはありません。

更に公正証書として残しておけば、もし支払いが滞る事があれば差し押さえ等の手続きも取ることができると考えたからです。

公正証書とする手続きについても弁護士に依頼することなく、自分自身で行いました。

養育費の額も法的に問題ない支払い可能な額に取り決めをしたので、今のところ毎月振込してもらえています。

まとめ

以上の通り、家計の使い込みで慰謝料の請求をすることは現実問題難しいです。

そもそも夫婦の場合『婚姻後の財産は共有のものである』という考え方があるため、家計の問題も家庭内の事として法的な介入が難しいようです。

でも、例外もあるそうですし、逆に夫婦間で話し合いができ、取り決めが出来るのであれば自由に決めることも出来る事だと言われました。

離婚理由は夫婦それぞれだと思います。

そんな事情であれ、大切なのはしっかり考えて出来る準備をすることだと思います。

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